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【ASUSの正体】どこの国?読み方は?危険性や壊れやすいという噂の真相

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ASUS(エイスース)のパソコンやスマートフォンは、デザイン性が高く、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ることから、家電量販店やネット通販で非常に人気があります。

しかし、購入を検討する際、「ASUSはどこの国のメーカーなのか」「名前の読み方がわからない」「安すぎて品質や安全性に問題はないのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

一部では中国メーカーと混同されがちですが、実際には異なります。

この記事では、ASUSがどこの国の企業なのかという正解から、気になる評判や安全性、そして自分に合ったおすすめのシリーズまでを詳しく解説します。

目次

ASUSはどこの国のメーカー?正解は「台湾」

結論から申し上げますと、ASUSは**「台湾」**の台北市に本社を置く世界的なPC・PCパーツメーカーです。 正式名称は「ASUSTeK Computer Inc.」といいます。

日本国内でも非常に知名度が高く、実はパソコンの心臓部である「マザーボード」の製造においては、長年にわたり世界シェアNo.1を誇る巨大企業です。つまり、パソコンの基礎を作り続けてきた技術力のある信頼できるメーカーだと言えます。

中国メーカーとの違いと関係性

よく「ASUSは中国メーカーではないか?」と誤解されることがありますが、ASUSは台湾企業であり、中国(中華人民共和国)の企業とは明確に異なります。

HuaweiやLenovoといった中国メーカーは、中国の法律や政府の影響を受ける可能性がありますが、台湾は民主的な政治体制をとっています。 もちろん、生産拠点の多くは中国本土にありますが、これはAppleや日本のメーカーも同様です。

あくまで「台湾に籍を置くグローバル企業」であり、中国政府主導の企業とは背景が異なるという点を理解しておくと、カントリーリスクへの捉え方も変わってくるでしょう。

ASUSの正しい読み方と社名の由来

ASUSの読み方については、長年「アスース」「エイサス」「アサス」など、ユーザーの間でも呼び方が分かれていました。 しかし、2012年頃に公式に**「エイスース」**という読み方に統一されました。現在、CMや公式アナウンスではすべて「エイスース」と発音されています。

社名の由来は、ギリシャ神話に登場する空飛ぶ白馬「PEGASUS(ペガサス)」です。 ペガサスの後ろの4文字を取って「ASUS」と名付けられました。これには、「アルファベット順でリストの先頭に来るように」という願いと、「市場に置いて常に高い品質と独創性を持ち、空を駆けるように飛躍する」という意味が込められています。

世界シェアと企業規模の実力

ASUSの実力は数字を見ると明らかです。 前述した通りマザーボードの世界シェアは40%近くを占めており、世界中のパソコンの3台に1台はASUSのマザーボードが使われていると言われるほどです。

また、ノートパソコンの分野でも世界シェアで常に上位5位以内(AppleやDell、HP、Lenovoと並ぶ位置)に入っており、特に個人向けノートPC市場やゲーミングPC市場ではトップクラスの人気を誇るブランドです。 「安いだけの無名メーカー」ではなく、世界のITインフラを支えるトップ企業の一つです。

ASUSの評判は悪い?安全性や「壊れやすい」の真相

インターネット上で検索すると「ASUS 壊れやすい」「やめとけ」といったネガティブなキーワードを見かけることがあります。 実際のところ、品質や安全性はどうなのでしょうか。ここでは客観的な視点でその真相を解説します。

安さの理由とコストパフォーマンス

ASUS製品の最大の魅力は「安さ」ですが、これは「品質が悪いから安い」わけではありません。 安さの主な理由は、自社で部品から製造できる技術力と生産体制にあります。

多くのPCメーカーは部品を他社から購入して組み立てていますが、ASUSはPCの主要パーツを自社開発・製造しています。これにより中間マージンをカットし、大幅なコストダウンを実現しています。 また、世界規模での大量生産による「スケールメリット」も働いているため、高品質なパーツを使いながらも、他社より安い価格で提供することが可能なのです。

セキュリティと安全性への懸念について

海外製パソコンを使う際に気になるのが情報漏洩などの「バックドア」問題ですが、ASUSに関しては過度な心配は不要と言われています。 過去にアメリカなどが中国メーカー(HuaweiやZTEなど)に対してスパイ容疑などの理由で制裁を行いましたが、台湾メーカーであるASUSはその対象には含まれていません。

ASUSは国際的なセキュリティ基準に準拠しており、日本国内の企業や官公庁、教育機関でも広く導入されています。一般的な使用において、中国メーカーのような政治的なリスクを懸念する必要は低いと言えるでしょう。

日本国内のサポート体制と保証

かつて海外メーカーは「サポートが悪い」「日本語が通じない」と言われることがありましたが、現在のASUSはサポート体制を大幅に強化しています。 「ASUS JAPAN」という日本法人があり、サポートセンターも日本語で対応しています。

特筆すべきは**「ASUSのあんしん保証」**です。 これは、製品購入後に登録することで、故障原因を問わず(水をこぼした、落としたなど)、部品代の20%負担のみで修理が受けられるサービスです(1年間)。 このような手厚い保証サービスは国内メーカーでも珍しく、ユーザーからの信頼回復に大きく貢献しています。

用途に合わせて選べるASUSのおすすめPCシリーズ

ASUSはラインナップが非常に豊富です。 ここでは、用途別にどのシリーズを選ぶべきかを解説します。

一般向け・ビジネス向けの「ZenBook」「VivoBook」

大学生や社会人が普段使いするなら、この2つのシリーズが主力です。

  • ZenBook(ゼンブック): 上位モデルです。薄型軽量で、アルミニウム合金などを使用した高級感のあるデザインが特徴。画像編集やビジネスでバリバリ使いたい人向けです。
  • VivoBook(ビボブック): スタンダードモデルです。カラーバリエーションが豊富で、価格も手頃。レポート作成や動画視聴、Web会議など、一般的な用途であれば十分な性能を持っています。コスパ重視の方におすすめです。

ゲーマーから絶大な支持を得る「ROG」「TUF」

ゲームをするなら、ASUSのゲーミングブランドは外せません。

  • ROG(アールオージー): 「Republic of Gamers」の略で、プロゲーマーも使用する最高峰のハイエンドモデルです。最高の画質と性能を求めるならこちらです。
  • TUF Gaming(タフゲーミング): 耐久性とコストパフォーマンスを重視したモデルです。軍用規格をクリアするほどの頑丈さを持ちながら、価格が抑えられているため、ゲーミングPC入門機として非常に人気があります。

教育現場やサブ機に最適な「Chromebook」

Windowsではなく、GoogleのOSを搭載した「Chromebook」においても、ASUSは高いシェアを持っています。 日本の「GIGAスクール構想」で多くの小中学校に導入された実績があります。

起動が速く、バッテリー持ちが良く、何より価格が非常に安いため、子供用の最初のパソコンや、リビング用のサブ機として最適です。キーボードを取り外してタブレットのように使えるモデルも人気です。

ASUSのパソコンを買うべきなのはこんな人

ここまで解説してきた特徴を踏まえ、ASUSのパソコンはどのような人に最適なのかをまとめました。

とにかくコストパフォーマンスを重視する人

「予算は限られているけれど、できるだけ性能の良いパソコンが欲しい」という人にとって、ASUSは最適解の一つです。 同じCPU、同じメモリ容量で他社(特に国内大手メーカー)と比較した場合、数万円単位で安くなることも珍しくありません。 ブランド料よりも、実質的なスペックにお金を払いたい人に向いています。

デザイン性と独自機能を求める人

ASUSは「攻めた」デザインや機能を採用することでも有名です。 例えば、タッチパッドがテンキーに変わる「NumberPad」や、キーボードに傾斜がついて打ちやすくなる「エルゴリフトヒンジ」、ノートPCへの有機ELディスプレイのいち早い採用などです。 人とは違う、少しこだわりのあるガジェットを使いたい人にも満足度が高いメーカーです。

自作PCパーツなどでブランドへの信頼がある人

パソコンに詳しい人ほど、ASUSへの信頼度は高い傾向にあります。 「マザーボードがASUS製なら安心」という認識が自作PC界隈では定着しており、その技術で作られた完成品PCであるため、内部の作り込みに対する信頼感があります。 壊れにくく、安定して動作するPCを求めている人にも推奨できます。

まとめ

  • ASUSは中国ではなく**「台湾」**の世界的メーカー
  • 正式な読み方は「エイスース」、由来はペガサス
  • マザーボード世界シェア1位の技術力を持ち、品質は高い
  • 安さの理由は、自社生産によるコストカットとスケールメリット
  • セキュリティリスクは低く、日本国内のサポート体制も充実している
  • 一般向けはZenBook/VivoBook、ゲーマー向けはROG/TUFがおすすめ
  • とにかくコスパ良く、性能の高いPCが欲しい人に最適

ASUSは、正しい知識を持てば「安くて壊れやすい」メーカーではなく、「高品質な製品を適正価格で提供している」メーカーであることがわかります。 特にコストパフォーマンスを重視する方や、デザインにこだわりたい方にとって、ASUSは非常に有力な選択肢です。

ご自身の用途に合ったシリーズを選び、快適なデジタルライフを手に入れてください。

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この記事を書いた人

ガジェットはスキ。マニアではないけれど、怪しい製品をよく買う男。中国製品って怪しいって思われがちだけど意外としっかりしている商品もあるんだよね。製品を買う際に気になる「どこの国」「壊れやすい」に焦点を当てて記事を書いていくよ。失敗談もあるので、必見。

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